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教科書謝礼問題、公正取引委員会が9社に警告

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 教科書会社が公立小中学校の教員らに検定中の教科書を見せ謝礼を渡していた問題で、公正取引委員会は6日、教科書採択の公正性を妨げる独占禁止法違反(不当な顧客誘引)に当たる恐れがあるとして、東京書籍(東京)など教科書を発行する9社に警告した。

 警告は、違反となる恐れがある場合に出される行政指導で、対象となったのは東京書籍のほか、光村図書出版▽教育出版▽大日本図書▽教育芸術社▽三省堂▽数研出版▽学校図書(いずれも東京)と新興出版社啓林館(大阪)。

 公取委によると、9社は平成25年度以降に検定が行われた小中学校の教科書について、教員らに「謝礼」として現金を渡したり、懇親会で酒食を提供したりしていた。これらの行為が自社の教科書を採択してもらうように不当に働き掛ける独禁法違反に当たる恐れがあると判断し、警告した。

産経新聞

子どもに社会の厳しさを教えている場所で、社会の甘い汁を吸うための闇取引が行われている訳です。みっともない話しですが、これで子どもたちは「先生」という存在をまた下に見てしまいます。「教育」が成り立っておりません。

私たちも少し勉強しておかねばならない事があります。子どもの未来の為にも大人が動かねばならない、そんな時代です。

それにしても教育に関わる人間がこれだけ集まって、不正だと分かっていてやっているのですから情けないこと極まりないです。教科書を作ったり納入する前に、もう一度その学校に編入する事をお勧めします。

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