先月、静岡市内の小学校で教諭が授業中に児童が立たないようにするために粘着テープを巻いて、数分間、いすに固定していたことがわかり静岡市教育委員会は不適切な指導だったとして謝罪しました。
NHK NEWS WEB
これは23日夜、静岡市教育委員会が会見を開いて明らかにしました。
それによりますと先月下旬、静岡市清水区の小学校で、低学年のクラスの教諭が、授業中に席を立ち口頭で注意しても座らなかった児童に対し、両足の太ももといすの座面を粘着テープで巻いたということです。
その後、教諭は授業を続け、数分後に児童が自分で外したということです。
口頭で注意をしてもちゃんと座らなかったのでしょう。仕方がないので両足を椅子に粘着テープでグルグル巻きにして固定、そのまま授業を続けたということです。「それを座らせるのが指導者だろうが」というお声が聞こえてきそうですが、とんでもない話しです。
この教師のやったことは許される事ではありません。しかし、教師にやれる事にも限界があります。「授業中は座って授業を聞く」、こんな当たり前の事は親が教えて然るべきことです。これを先生のせいにしているからこそ、教育現場の問題が無くならないと考えるべきです。
ちなみに報道では「低学年のクラス」となっていますが、何年生なのかはっきりして欲しいですね。1年生がうろうろしていたのと、3年生がうろうろしていたのとでは雲泥の差があります。
子どもへの躾は大変ですが、我々もいま一度、見直してみるべきかもしれませんね。